はじめてのトレイルで聴くフォーレ(裏高尾縦走)

高尾山口から高尾山を経て、陣馬山まで走って往復してきました。
はじめてトレイルランなんてものをやってみました。

奥高尾縦走

だって、「縦走」って、大辞泉には「登山で、尾根伝いにいくつかの山頂を通って歩くこと。」って書いてありますよ。だから歩くんですよね。違うの?高尾山口から陣馬山まで走っていくんですか。本当に?

初トレイル

というやりとりがあったかどうかはともかくとして、
はじめてのトレイルに出かけてきました。
高尾山に来るのは、おそらく小学5年の遠足以来です。
トレイル、ぜひやってみたかったんですよね。

9時半前に高尾山口の駅に着くと、暴走マンさん、KOBOコボ凹さん、とやさん、たかじょーさんが先着していました。参加予定と聞いていた夢樂堂さんとPandoraさんは先行されているとのこと。

トレイルははじめてなのですが、きょうの行程は高尾山を経て陣馬山までの往復約30km。平地でもこんな距離を走ったことない…。皆さん、走れる方々ですし、どうなることやら。

行き:高尾山まで

まずは、暴走マンさんの趣味で、1号路のコンクリート舗装を登っていきます。この1号路、ケーブルカーの山頂駅まではきつい登りが続きます。暴走マンさんがペースメイクしていたのですが、8分くらい走るとあきらかに心拍がレッドゾーンにはいってしまい、いつのまにか歩いていました。2人のサブスリーランナー(暴走さんとコボさん)はどんどん先に行ってしまいすぐに見えなくなりました。とやさん、たかじょーさんペアは後方をマイペースで登っているので、必然的に単独走になります。

休み休み走っていると、薬王院の手前でとやさん、たかじょーさんに追いつかれます。
ここからはずっと帰りの高尾山口まで3人で進むことになります。

ずっと1号路を走っていたのですが、薬王院のところで案内看板にしたがって走ると、よくわからない路地を走らされたあげくにいつのまにか3号路に流されました。3号路は気持ちのよいトレイルです。まだ緩やかな登りは残っていますが、序盤の元気な状態なのでさくさく高尾山頂に到着です。
41分でやってきました。

行き:陣馬山まで

高尾山頂からが裏高尾縦走路となります。
城山、景信山を経て、陣馬山までの約10km。

高尾山頂にも暴走さんとコボさんはいませんでした。きっと楽しく前方を走っているのでしょう。この会はそういうルールなのね。夢さんとPanさんも見えないので、このときは陣馬までのどこかで合流できるかな、と思っていました。

高尾山から強烈に階段を下ります。
もう、脚はきしみはじめていて、とにかく腸脛靭帯炎が出ないよう、ランニングフォームを気にしながら走ります。でも、高尾山から陣馬山までの行程は非常につらく、登りではほぼ100%歩き。ところどころ大休止しながら、陣馬山まで辛抱の行程です。
幾度のアップダウンを越え、陣馬山にたどり着いたときには、高尾山頂から2時間強。高尾山口から3時間弱が経過していました。脚ももう終わってんじゃないか、と思うような状態です(ただし、脚が終わる、という状態がどんなものかわかったのは、遥か後の帰路の高尾山からの下りででした)。

帰り:小仏峠を経て、一丁平まで

とやさん、たかじょーさんペアと一緒に燃料を補給して帰途につきます。

陣馬山は標高が857mですが高尾山は標高599mなので、帰りは下り基調です。そのなかでも小仏峠は標高が580mですから、ここまでがかなりの下り坂。
脚が終わってるかも、とかいいつつ「頭のネジ」を緩めつつ、明王峠まで疾走します。いい感じで明王峠を過ぎ、さらに尾根道は下ります。景信山で登るものの、標高727mの景信山からから小仏峠までは距離1km強で急降下。「下りのスペシャリスト」とやさんと猛烈な勢いで下ります。

小仏峠からは城山へ緩い登り。城山直下は巻き道があって、また一丁平に下ります。

ここまではよかったんです。

帰り:高尾山の下り

一丁平からはさらに下ったうえで、高尾山への登りになります。
もみじ台をパスして巻き道を進むのですが、ここで本格的に脚が動かなくなってきました。

疲れは来ていますが、これは脚の筋肉の問題のようです。
だんだん太腿などが痛くなってきました。

高尾山の直下には5号路という直下の周回コースがあり、高尾山頂をパスして、稲荷山コースに入ります。この時点で陣馬山からちょうど2時間。あとは400mの標高差を下山するだけ。しかも3km強しかないので、30分かからずに行けるでしょう。

ところが、ここで下りがまったく進まなくなってきました。
とやさんは先に行ってしまいます。
たかじょーさんは安定して走っています。
私だけが、もう着地も痛いし、路面状況の把握も遅くなってきているようです。

途中から下りなのに歩きが入ってきました。
この3kmがすごく長く感じられました。
一度はたかじょーさんに「かなり」先行したのですが、結局、ゴール直前で追いつかれ、
高尾山口のケーブルカー乗り場まで32分かかって下山しました。
陣馬山から2時間30分強かかっています。

下ったら暴走さん、コボさんだけじゃなく、夢樂堂さんとPandoraさんもいました。
ようやく会えました。
景信山まで往復したそうですが、巻き道で入れ違いになってしまったようです。

というわけで、蕎麦屋にはいって反省会。ああ、おいしい!

反省

いや、はじめてのトレイルで30km走ったんだから、それだけで満足です。
最初に暴走さんについていかなかったら、もうすこし往路のしんどさは違ったかもしれませんが(笑

ただ、たかじょーさんもこれまでの最長距離はロードで25kmだったそうで、
状況はあんまり変わらないのに、最後の安定感がまったく違ったのは、
やっぱりトレイルに慣れているかどうか、でしょうか。

遊びとしてはロードでのランニングより、トレイルのほうが楽しいのですが、
実際のマラソン大会はロードですから、うまい具合に混ぜて練習できるといいかな、と思っています。
当面は、山に行かれる時間をうまく作っていきたいなあ、というところです。

ところで、きょうのBGM

最近、走っていると、
クラシックの曲が脳裏を流れ続けるのです。
なんかいい脳内物質が生成されているんでしょうか。

きょうの復路ではずっと
フォーレのピアノ五重奏曲第1番の第3楽章がエンドレスで流れていました。
ヘッドホンもいらないし、
安全なBGMですよね。

走るピッチにあわせて、勝手に選曲されるようです。
ピッチが落ちると、選曲も自動的に変わります。
このまえ皇居をはしるときに、
強制的に選曲をシューベルトの交響曲第9番グレイトの第4楽章にしてみたのですが、
テンポが速すぎたのか、気づいたら違う曲に勝手に変更されていました(笑

ちなみに、最後の高尾山からの下りのときはまったく音楽が流れていませんでした。
きっと余裕がなくなったのでしょう(残念)。

きょうの写真

陣馬山

陣馬山での燃料

往路:景信山にて

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