中山道を行く(49) 細久手宿→御嵩宿

走行データ

走行日時:2008/5/3(Sat) 14:15~15:20
正式な距離:三里

走行記録

P1010237.jpg

細久手

谷間に暗く佇む集落、そんな先入観を細久手には抱いていた。
実際には斜面に漸く開けた集落で、公民館らしき建物の不釣合いにその庭が広かった。

バスも通るはずの道だが、まったく車もやってこない。
太陽はなんとか爽やかだが、腕はどんどん焼けていく。

その公民館の前で証拠写真を撮っていると、周辺に住んでいるのだろう、じいさんに声をかけられた。
何かしらを話したはずなのだが、どうにも覚えていない。
あとから考えると、結構な暑さで朦朧としてきていたのだろう。
この先、御嵩、伏見を越えて可児でココイチに逃げ込むまで、記憶が途切れ途切れになっている。

山道を下る

細久手から御嵩への道程は、高崎から続いた山道の最後の場面となる。
それにふさわしく、細かい峠の連続で、またもや石畳を迂回しつつ御嵩へと進む。
細久手から御嵩は三里、約12kmである。

山の中には変わりがないが、やはり下り基調、少し登っては長い下りを楽しむという感じとなっていく。
となると怖いのはミスコースである。
わざわざ旧道マップを片手に、中山道を辿っているので、気持ちのよい下り坂といえど、そこの分岐を逃すわけには行かない。
ちょっと行き過ぎては登り返すことさえあるのだ。

マリアの石仏を越えた直後、
気持ちのよい下り坂となり、こーへー氏が下り坂を猛烈なスピードで下っていく。
果たして分岐を見落としてかっとんで行った。
見捨てるべきか。
しかし、私は追いかけていくほかないのである。
ふたり旅なのだから。
そして下りすぎた山道を登り返した。

牛の鼻かけ坂

最後の坂道は石畳ですらなく、落ち葉の敷き詰められた山道だった。
ここは牛の鼻かけ坂というらしい。
かつて通行した牛がその登り坂に鼻をこするほどだった、という話からついた俗称である。
そこに25Cのロードと30Cのクロスが突入する。

完全なオフロード状態で、ぜひ写真を掲載したいところであるが、
残念ながら、自分の写りこんだ写真しか撮っていないために掲載することができない。
(この先も、なんとなく不自然にいつも同じ人間が写りこんだ写真を多く量産していくことになる。余裕がなかったのかな。)

この坂はぜひとも通過したかった。
2年前に購入した中山道のガイドブックに、山道が終わる下り坂の写真が見開きで掲載されていた。
中津川まで走破してからというもの、この大井から御嵩までの道程を想像するに、いつも通り過ぎるのはこの坂道だったのである。

行程は田園地帯に下り、御嵩宿へと続いていく。

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