- 2008-03-28 (金) 0:51
- 音楽雑記
昨日か一昨日にテレビを見ていたら、
「最近は、のだめがブームですよね、そういえばオーケストラにも業界用語があるんですよ」
などと言っている。
曲がりなりにも小さいオーケストラに属している私としては、どんな業界用語が飛び出すのかと、ちと耳を傾けてみた。
「のだめの主題曲は、この曲、ベートーヴェンの交響曲第7番です。名曲ですよねえ。これを業界ではなんと言うか。これを「べとしち」「べとなな」というんですよ。」
「それではブラームスの交響曲第1番ってなんでしょう?」
「ぶらいち」
「チャイコフスキーの交響曲第5番は?」
「ちゃいご」
こんな言葉をテレビで放送するようになるほど、ブームなのか。
と、ちょっと驚いた。
「ぶらいち」だとか「ちゃいご」だとか、
自分にとっては日常的に使用する用語なのであるが、
オーケストラで弾き始めるまではまったくきいたことのない用語だったし。
さらに、こんな質問をしていた。
「では「白鳥の湖」はなんというでしょう。」
「うーん、「はくうみ?」」
べとしち、ぶらいち、ちゃいごときたら、そのようにつなげると思いますわな。
正解は
「はくちょうこ」
…はくちょうこ、ってそんなに一般的だろうか。
言う人はいるけど……。
——————————–
ちなみに、使用頻度の高いものから挙げていくと……
とやりはじめると、案外大量になってしまうので、
一部にとどめておきます。
たとえばブラームスだったら
ブラームス交響曲1番から4番まで「ぶらいち」「ぶらに」「ぶらさん」「ぶらよん」
大学祝典序曲が「だいしゅく」
ハイドンの主題による変奏曲が「はいばり」 (ハイドンバリエイションから)
ベートーヴェンだと
「べといち」「べとに」「べとさん」…「べとはち」「べときゅう」
(「英雄」「運命」「田園」「第九」と一般的な呼び方をすることも多い)
プロメテウスの創造物を「ぷろめて」と言ったりもします。
また、コンチェルトのことを、作曲者名をつけて「~~コン」と言ったりします。
ドヴォルザークのチェロ協奏曲が「どぼこん」
チャイコフスキーのヴァイオリン協奏曲「ちゃいこん」
ベートーヴェンのヴァイオリン協奏曲が「ベトコン」
作曲家名だけを呼ぶときにも、特別に縮めることもあります。
私がきいたことがあるのはこの三人。
チャイコフスキー … ちゃいこ
プロコフィエフ … ぷろこ
ショスタコーヴィチ … しょすたこ
ショスタコーヴィチの交響曲第8番などは「タコ八」と呼びます。
もはや何がなんだか。
Comments:3
- pirota 08-03-28 (金) 12:11
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なるほど。面白い。
するとモーツァルトだと、「モツサンジュウキュウ」になったりするわけだね。
なるほどなるほど・・・? - タンクトッパー 08-03-29 (土) 16:10
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へえ〜
どの世界にも独特な表現てあるんだね〜
うちの業界は逆さ言葉ですべて会話してた時代があったよ。 - へーたろー 08-04-08 (火) 12:34
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>pirotaさん
ご明察のとおり、モーツァルトは「モツ」と略します。
よくある用法は「モーツァルトのレクイエム」→「モツレク」。
でもモーツァルトの交響曲39番は「もーつぁるとのさんじゅうきゅうばん」だったりするのです。
これがふしぎなところです。>タンクトッパーさん
逆さ言葉というと「わいはー」とか「ずーじゃー」とか「まいう~」とかそんな感じでしょうか。
すべて逆さ言葉になっているとなると、それはまた新鮮な感じもしますね。
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