- 2007-05-05 (土) 23:55
- 2007年
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【はじめに】
ゴールデンウィーク終盤戦の5月5日、雑誌『自転車人』第7号に掲載されていたモデルコースを試走してみることとした。
掲載されていたコースは、寄居駅から長瀞へ向かい、そこから県道361号線で釜伏峠に登る。稜線を進み秩父高原牧場へ向かう。そこから県道11号線に下りて白石車庫に向かい定峰峠へ。国道140号線に降りて寄居駅に戻るコースだ。誌上では75km6時間のコースと紹介されている。
「景色が素晴らしい」という甘い文句に誘われ、輪行で寄居に向かうこととした。
ルートマップはこちらを参照してください。
【最初の上り坂】
池袋6時30分発の東武東上線急行・小川町行きに、池袋、成増、朝霞台でメンバーが乗り込んだ。眠い朝だが、終点の小川町で寄居行きに乗り換え、車窓が農村のそれになってくると、ようやく旅気分が高まってきた。8時ちょうどに寄居駅に到着。早速、自転車を組み立て、8時半頃出発する。
既に陽射しは強く、難儀な道中が予想された。
寄居駅から国道140号線の旧道を進み、国道140号線に入ってほどなく波久礼駅前で寄居橋を渡り県道82号線に入る。橋を渡ったところで右にカーブ。すると急な上り坂が現れた。
「荒川を長瀞までは平坦な道程」と考えていたが、考えが甘かったらしくいきなり体力を使わせられる。かなりの上り坂。でも、稼いだ高度をすぐに使ってしまい、長い下り坂で平地に降りる。陽射しはどんどんと強くなってくる。この先、微妙な上り坂が続くが、平地を走っている程度の斜度である。
【釜伏峠への激坂】
長瀞トンネルを石畳の遊歩道で迂回し、さらに進むと前方に皆野長瀞インターが現れた。ここを左折し、しばらくいくと県道361号線への分岐にいたる。「釜伏峠入口」バス停である。ここで大休止し峠に向けて気合を入れる。
さて出発である。
上り始めは山里の風景である。しかし、数百メートルも進まないうちに壁が現れ、激坂が始まった。
道幅は狭くなり、木々が覆いかぶさってくるので、体感温度は快適になってくるのだが、それを帳消しにするほどの激坂。先々週に行った柳沢峠よりもはるかに厳しい上り坂で、これが3kmは続くのだ。早々とギアは30×25に入り、我慢の走行となる。
上空が開けてくると、ようやく山の上にに出る。素晴らしい眺めだ。道路際で合奏していたブラスバンド隊を横目に(合宿中?)しばらく進むと再度激坂となり、これをなんとか上りきって釜伏峠に到着する。
足をつかずに済んだのが不思議なくらいの登りだった。
【アイスクリームを求めて】
今回の目的のひとつに、秩父高原牧場でソフトクリームを食べる、ということがあった。いろいろな方のブログでも好評のソフトクリーム。激坂の先にあるということもあり、ぜひ食べてみたいと思っていたのである。
釜伏峠での休憩後、さらに激坂をのぼると、稜線伝いの下り基調となる。しばらく進んで二本木峠を過ぎ、さらに進むと、いきなり死角から急斜面に立ち並ぶ牛さんたちの姿が。とんでもないところに放牧されているもんだ、と思いつつ、見渡すと、そこはアルプスの少女の世界。すくなくともイメージは一番近い。
秩父高原牧場にはモーモーファームの先に売店があり、そこでソフトクリームを買うことができる。大・350円、小・200円。折角来たのだからと、大を注文する。
ぱくつく。
むー。甘くない。
まったく甘さを感じないソフトクリームだ。「生乳の味を生かし」ということなのだろうが、全然甘くない。冷静に味わってみればおいしいのだが、疲れ果てた我々にはわかりやすい甘みが欲しかった。
車でやってくればおいしかったのかもしれないが……
【定峰峠へ】
秩父高原牧場から県道11号線にダウンヒル。300mほど下ってしまい、そこから再度定峰峠に向けて登りが始まる。
といっても定峰峠に向けた上り坂は決して急坂ではなく、適度な斜面が数キロ続く。一番の急坂は峠に入るまでのアプローチに存在しているくらいである。
白石車庫で一息入れて、登りを開始。
最初は重いギアに入れてゆっくり登っていたのだが、残り2kmくらいのところで速いライダーに追い抜かれ、それについていってみた。時速は18km/h程度。しかし嫌われたのかダンシングでちぎられてしまった。そのままペースを変えずに定峰峠に到着。
ここで大休止。昼食とした。
【その後】
定峰峠の何がよいかというと、峠を越えて秩父側に下り始めたところの絶景である。これを絶景と言わずなんと言おうか。
でも、下ってしまうと、あとは長瀞で観光するくらいしか楽しみがない。残り30kmくらいあるのだが。というわけで特筆することはない。
最後の波久礼駅手前のアップダウンはやはり厳しかった。14時20分頃寄居駅に帰着した。
【で、モデルコースの感想ですが】
雑誌のモデルコースとしては非常に厳しい、というのが感想。あの記事だけを見て、いきなり県道361号線の登りを走らされたら絶望感でいっぱいになるだろう。釜伏峠も定峰峠も「きつい登り」と表現されているが、定峰峠は斜度6~7%なのに対し、釜伏峠はきついところで15%を超える急坂なのだから(ALPSLAB調べ)。せめて、斜度と標高差くらいはちゃんと定量的に書いておかないと、なんの参考にもならない。
結局、総上昇量は1200mで、なかなか厳しい行路だった。
また、定峰峠を下ってからは国道を走らされ、車が多いこともあり非常につまらない。県道82号線を戻ったほうがよいだろう。それでなければ、西武秩父線の横瀬駅をゴールにしてもよいのではないだろうか。
とはいえ、景色はかなりよく、旅行気分を味わえるコースであることも確かだ。秩父高原牧場の雄大な風景や、定峰峠の秩父側の絶景は、ぜひ見に行くべきで、それを考えれば出かけてみるべきだろう。
ただし、坂対策は万全に。
【今回の装備】
今回はオーストリッチのフロントバッグ「F-530」を携行した。フックキャリアの金具を本来の使い方ではなく直接ステムに引っ掛けて使用しているので、耐久性が気になるが、やはり大容量で便利だ。
純粋に走るのでなければ、リュックサックを携行するよりフロントバッグのほうがよっぽどいいと思うのだが、走っているとやはり少数派なのがさびしいところ。
【輪行について】
この日は、オーストリッチの「L-100 輪行袋超軽量型」を実戦投入することとした。輪行袋を同行者に貸すことにしたので、これまでの超速FIVEと同時使用である。
大きさの違いがよくわかる。
この輪行袋はボトルケージに入れられるというのが一番の利点である。ただ、輪行時の安全性が気になるのでジラフで相談したところ、エンド金具を使用せず、リアディレイラーをはずしてしまえばよいということで、アーレンキーではずして袋詰めする。取り外しはプラス1分くらいで行えるが、取り付けは慣れていないため5分くらいかかってしまう。ただ、エンド金具を持ち歩かなくてよいというのは非常によいアドバンテージで、慣れてくれば楽に輪行できるだろう。
いろいろ楽に自転車旅行しなくては。
走行距離は77km。
Comments:1
- 満帆 07-11-04 (日) 19:52
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はははー。コメントありがとうございます。
また走りたいです。北海道!!秩父は、中年の私たちヘナチョコ二人組みには、無謀な企画でした。
雑誌を鵜呑みにしてしっぱい。
わたしも、ALPUSlabで、きちんと下調べはしましたが、
今度からは綿密にしますわー
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