はじめての柳沢峠

柳沢峠柳沢峠という峠をご存じだろうか。柳沢峠は山梨県甲州市に位置する標高1472メートルの峠で、青梅から60km、小河内ダムから35km、反対側の塩山から18kmのところに位置している。東京から自転車でアクセスできる峠のなかでは、かなり標高の高い部類に属する。

ただ、この柳沢峠は東京から自走で往復するのは、往復200km前後となってしまうため、風張峠や奥武蔵の峠に比べて、メジャーな存在とはいえないような気がする。

そんな柳沢峠なのだが、某ショップではイベントで柳沢峠にロードバイクでアタックするということをしている。

これは小河内ダム下の駐車場まで車できて、そこから35kmを制限時間3時間で登るというものである。

この度、このイベントが来週に行われるのでそれに参加してみることにしたのだが、なにしろ制限時間3時間というのが気にかかる。3時間のリミットを超えると、問答無用で引き返さなければならない。

せっかく行ってゴールできないのはつまらない。ショップの皆様は「3時間だからなんとかなるんじゃない?」というニュアンスのことを言うのだが、そんな速い方々のおっしゃることは信用できないわたくしのこと、ここは実走調査するかということで走ってみることにした。

ただし今回は制限時間をつけないかわりに、自宅から自走することにした。そうしたら小河内ダムの時点で走行距離70km。しかもシートポストキャリアをつけたツーリング仕様。無事に登れるのだろうか。

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以下、素人の実走調査です。私より遅いライダーはそうはいないはずなので参考になればと思います。

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#ALPSLABによるルートマップ。標高や斜度はこちらをご覧ください。

小河内ダムの駐車場から軽く登ると、湖畔の道に出る。フラットな道が続くのでウォームアップにはよいが、トンネルが多いのでテールランプをつけておいたほうがよい。

奥多摩周遊道路を左に分け、山梨県丹波山村に入ると上り坂となり標高を稼いで行く。そこでだんだんと消耗していき疲れた頃にかなり急な下り坂を1kmほど行くと丹波山村の中心になる。ここまでで私の場合、インナーロー(しかも30×25)が大活躍しはじめる。

丹波山村の中心からも長い登りと少しの下りの組み合わせが続くが、それほどへばる感じでもない。ギアは軽いが淡々と進んでいくことができる。

切り立った岩壁のおいらん淵を過ぎた残り10kmが本番である。ここまでの25kmで削られたせいか、傾斜がきつくなったせいかインナーローでも太刀打ちできなくなってくる。ここからが長い!下りどころか、傾斜がおさまるところがなくなってしまうのだ。ALPSLABによればここから平均斜度7%弱、上昇高度550mということで、時速は10km以下に落ち、1kmごとに足を付く始末。実際おいらん淵から柳沢峠まで1時間10分を要してしまった。

富士山を背にそんなこんなで柳沢峠である。途中で30分以上バイクのライダーと話し込んでしまったというのもあるが、所要時間は3時間40分。落第である。来週のイベントが非常に不安である。

ただ景色はすばらしい。冠雪した富士山の眺めは本当にすばらしい。報われた感じになる。

なお、この日は塩山まで下った。ずっと下り18km、所要時間30分である。

塩山から輪行したのだが、17時過ぎの新宿行き快速に乗れ、これがガラガラ。ボックスを占領して、快適に帰京した。

以上、間違いだらけの柳沢峠報告でした。

ちなみに板橋大山から塩山まで122km、きょうの総走行距離は133km。

【おまけ】
翌週のイベントの様子はこちら

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